昨年購入したロードバイク
昨年11月からほとんど乗っておらず、盆栽化しておりましたが最近また乗り始めています。
まずはちょこっと乗りから…。
さて、ロードバイクなどのスポーツバイクは前後輪が簡単に外せる作りになっております。
スポーツバイクに乗り始めた20年くらい前には、後輪の脱着の際には「ギアをインナートップに入れる」と教わりました。
「インナートップ」とはチェーンをかける組み合わせを
クランク側のギア:一番内側のギア
ホイール側のギア:一番外側のギア
に入れるというもの。
これだとチェーンのテンションが一番緩くてホイールの脱着がしやすい。
ところが、最近はホイールの脱着の際にはクランク側もホイール側も一番外側のギアにする「アウタートップ」にするのが一般的みたい。
おそらく、リアの変速機(リアディレーラー)のテンションスプリングの数の変化が理由で、昔はダブルスプリング仕様だったのでチェーンを緩くしておかないと外れにくかったのが最近はシングルスプリング仕様になってアウタートップでも外れやすくなったから、と推測。
ちなみにテンションスプリングがダブルの時の方が脱着もしやすかったしリアディレーラーそのものの動きも良かった気がする…。
スプリングが1つになった理由は走行時に段差や凸凹している路面でのチェーンの暴れ具合が軽減するみたい。
あとはスプリングが1つなくなることによるメーカー側のコストダウンメリットがあるみたい。
さて、なぜこのようなことを突然言い出したかと言いますと…。
最近のロードバイクの変速機は電動で制御できるようになっており、自分もいずれ電動タイプの変速機に変えたいなぁ…と妄想しているわけでして。
電動タイプだと変速時もブレーキレバーについたスイッチを押すだけなので変速操作に力がほとんど要らないのが魅力。
機械式(ワイヤーで変速機を操作するタイプ)だと小さいギアから大きなギアに変える際に力が要りますからね。
ただ、その中で気になったことがあり、電動タイプの変速機は仕様でインナートップにすることができないというもの。
(製品によってはインナートップも対応しているものもある)
チェーンで駆動するものにとってチェーンが斜めにかかるのはあまり好ましい状態ではなく、それはスポーツバイクでも言えること。
こちらはインナートップ
こちらはアウタートップ
写真だと分かりづらいけど、インナートップの方がチェーンがかなり斜めになってます。
そうなるとどうやってリアホイール外しているんかなぁ…と思ったら、どうやらアウタートップでやるのが今の常識(?)だったという話。
なるほど、それならインナートップにならなくても問題ないな。
ちなみにインナートップにするのは後輪の脱着時と保管の時のみ。
走るときにはインナートップにはしません。
保管時はインナートップにすると変速機内のスプリングに負荷がかかっていない状態なのでいいと思ってやっていますが、電動化したらおそらく気にしなくなるんだろうなぁ。
なお、ホイールの脱着で参考にしたYouTubeサイトはこちら。
最近のロードバイクは以前よりも多段化がすごく、最新のリアホイールの変速は12速で自分のロードバイクも11速。
タイヤ幅も昔より太くなったし(約23mmから25mm、28mmあたり)、いろいろ変わってる。
タイヤ幅の変化はタイヤの空気圧設定に影響しており、実はそのあたりはよくわかってなくて試行錯誤中。
もっと積極的に情報をアップデートしなきゃなと思った次第です。
それにしても、ロードバイクもブレーキは油圧のディスクブレーキだし(私のロードバイクも油圧ディスクブレーキ)、変速機も電動化しているし、かつてスピードメーターといっていたものは「サイクルコンピュータ」と言ってスピード、ケイデンス、心拍数他いろいろデータが取れるようになったしで凄い時代になりましたなぁ。
サイクルコンピュータに関してはいろいろデータ取れるのは楽しいですが、全く生かし切れていませんw
ま、データ取れてるのを見て「おー、自分頑張ってるねー」なんて楽しむのもありと思って今後もロードバイクに乗っていきます。