今日も松本市の音楽文化ホール(通称:音文)へ演奏会を聴きに。
今回は箏とチェロの演奏会という、ちょっと変わった組み合わせ。
今回の演奏会、音文へ行くたびにポスターを見ては気になり、昨年末にやっぱり聴きに行きたいと音文の事務所行ったら残り数席の状況で無事にチケットゲット。
後日完売御礼のアナウンスがありましたが、久しぶりに音文での演奏会で完売御礼の文字見たなぁ。
LEOさんの演奏を聴くのは初めて、聴く前までの自分の勝手なイメージは箏界(っていうの?)の若きプリンスといった感じ。
チェロの宮田大さんは昨年6月26日にキッセイ文化ホールで開催された新日本フィルの演奏会でチェロ協奏曲のソロを演奏されたのを聴き、正直それまで存じていなかったのですがいい演奏で即売しているCD買いましたw
そのあといろいろ目にする機会も多く、実はすごい人だったと後から知るパターンw
昨年のセイジオザワフェルティバルにも参加されてて、松本では結構馴染みのあるチェリストなのかもしれない。
さて本日。
今日は開演40分くらい前に音文に到着、駐車場はかなり埋まっていました…。
ホールに入るとステージには箏を載せる台とチェロ演奏用に用意されたピアノ椅子。
客層は前回のズーラシアフィルとは真逆で年配の人が多め。
まぁ箏ですからね…。
ズーラシアフィルの演奏会聞きにいった記事はこちら。
そして開演。
1曲目はLEOさんの独奏。
そして2曲目から宮田さんと箏の名曲「春の海」の二重奏、本来は尺八と箏の二重奏である曲ですがまったく違和感が仕事しない素敵な仕上がり。
その後もデュオだったり、独奏だったり。
5曲やったところで休憩、もうこの時点であまりに素敵な内容でお腹いっぱいw
休憩明けも3曲でしたが内容の濃い3曲、うち1曲はこのデュオのために書き下ろされたLEOさんの新曲(world premiere=世界初演)。
アンコールも1曲デュオで披露していただき、大満足の演奏会となりました。
箏の演奏ってちょこっとしたのは見聞きしたことありましたが、一流の演奏家の演奏をこんなにがっつりと聴いたのはもちろん初めてでいい経験ができました。
宮田さんの演奏も、前述のチェロ協奏曲とは桁違いにたくさん聴けた…というかむしろ音を浴びた感じ。
日本古来の曲をチェロで弾くというのも相まって、チェロのポテンシャルの高さも目の当たりにしたかな。
そういえば、箏ってチューニング?の都合なのか結構な頻度で交換するみたいで、その交換の時間はLEOさんと宮田さんのMCタイム…というかトークショータイムになり、淡々と曲を演奏して進む演奏会も悪くないけどこうやって演奏者の声が聞ける演奏会もいいなぁと実感。
来月2月26日に第一生命ホールで同じ演奏会やるそうですが、今回の音文でのチケット代はホール会員(ハーモニーメイト)価格で3,000円。
ちょっと安すぎないw
間違いなくチケット代以上の満足感がありました。
演奏会終わってからは隣接するmonkavaでお茶。
ガトーショコラ美味しかったです。
自分らがタイミングよく入れて、その後すぐに満席になってしまいました。
周りの話に聞き耳立てるとやはり箏に縁のある方も多くいらっしゃてて、演奏もさることながらLEOさんの服装に関してもいろいろお話しされていました。
さすが箏界のプリンスw
いやぁ、もう本物の演奏を担当した2時間弱の演奏で、満足度高め&コスパ高すぎの演奏会でした。